# 2015年 全日本フィギュアスケート選手権大会 男子SP・結果
◇男子 ショート・プログラム
■プロトコル
*1位 102.63 羽生 結弦
*2位 97.94 宇野 昌磨
*3位 93.26 無良 崇人
*4位 83.49 村上 大介
*5位 78.19 小塚 崇彦
*6位 74.19 田中 刑事
*7位 74.03 日野 龍樹
*8位 69.47 中村 優
*9位 66.72 川原 星
10位 66.61 宮田 大地
羽生結弦 SP首位
宇野昌磨 2位
フィギュアスケートの全日本選手権は男子SPを終え、転倒がありながらも100点を超える高得点をマークした羽生結弦が首位スタート。 2位の宇野昌磨も100点に迫る得点を叩き出し、3位の無良崇人も自身最高の得点で好スタートを切りました。
1位 羽生 結弦
【ジャンプ(公式判定)*4S(f)/4T+3T/3Ax】
名の知れた選手の中では羽生くんが最も早い滑走になったので、突然競技のレベルと場の雰囲気が急上昇した感じ。 たしか昨年もそうだったような気がしますね。
NHK杯から続くノーミス演技を今回も披露したならば、全日本なら一体どんな得点を出すのか興味のあるところでしたが、 残念ながら冒頭の4Sで転倒してしまいました。転倒後一瞬で立ち上がってイーグルに持って行ったのはさすが。
続く4T+3Tはクリーンに決めて上限一杯のGOE+3.00を獲得。後半のカウンターからの3Aにも2点を超える加点が付きました。 GPFではレベル3だったステップも今回は最高レベルを獲りました。
転倒があって100点超えか~…と思ってしまったけど、ノーミスなら110点越えると考えればこんなものでしょうか。
転倒しているとはいっても、構成が全選手の中で最も高く2本の4回転を跳んでいることで、技術点はノーミス演技の昌磨くんを上回っています。
2位 宇野 昌磨
【ジャンプ(公式判定)*3A/4Tx/3F+3Tx】
冒頭のイーグルからの3Aは綺麗に決まり、上限一杯のGOE+3.00を獲得。
後半の4Tは着氷グッと堪え、マイナス評価は回避。3F+3Tの連続3回転は問題なく決めました。
得点は参考記録とはいえ97.94! ファイブコンポーネンツの2項目で9点台が出ています。
もはや昨シーズン前半には3Aも跳べなかった選手とは考えられませんね。完全に国内2番手の地位をモノにしたと言えるでしょう。 世界選手権についての、「1枠を争っている感じ」というコメントは…そりゃぶっちゃけそう思っちゃうよね (笑)。
来季あたりにはノーミスで行けば彼も100点を越えてくるかもしれません。
国内大会とはいえ、SPで100点越えが複数出得る国は日本しかないだろうな~。
3位 無良 崇人
【ジャンプ(公式判定)*4T+3T/3A/3Lzx】
冒頭の4T+3Tが決まって上手く波に乗れたでしょうか。全てのジャンプがクリーンに決まりました。
技術点は50点を超え、PCSも全項目8点台, 内4項目は8点台後半と高い評価です。
これでスピンやステップも高いレベルが揃えば尚良かったですが…まぁ、それは今後の課題ですね。
羽生&昌磨コンビが第5グループに出てしまい、最終Gで盛り下がることは回避したい中での好演技でした。
4位 村上 大介
【ジャンプ(公式判定)*4S/3A/3Lz(!)+2Tx】
4S,3Aをいずれもクリーンに決め、今度こそ完成系が見られるかと期待しましたが、 後半のコンビネーションがまた3+2になってしまいました。
ルッツ+ループが決まった時には他でミスをして、4Sや3Aが決まると3+3が…という感じで、いつもあと一歩が惜しい…!
◇フリー・滑走順(最終グループ)
19 無良 崇人
20 宇野 昌磨
21 田中 刑事
22 小塚 崇彦
23 村上 大介
24 羽生 結弦
ここでしっかり最終滑走が当たる羽生くん、ある意味持っていらっしゃる(笑)
* T=トウループ S=サルコウ Lo=ループ F=フリップ Lz=ルッツ A=アクセル
* UR=アンダーローテッド(1/4以上1/2未満の回転不足)
* DG=ダウングレード(1/2以上の回転不足)
* TES=技術点/PCS=演技構成点
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